『豊臣兄弟!』で話題の滋賀県長浜市へ。旅のラストとなる後編では、秀吉ゆかりの大通寺や長浜八幡宮をはじめ、長浜タワービルやつるやパン、長浜鉄道スクエア、慶雲館など、犬連れで楽しめる城下町の魅力あるスポットをご紹介します。
訪れた日:春と夏(4月と8月)
1.前回までのおさらい
まずは前編と中編をご紹介!

前編では豊公園と長浜城、そして豊国神社を巡り、秀吉公ゆかりの地を堪能。詳しくは⇩こちらの記事をご覧くださいませ。

中編では黒壁スクエアを中心に、北国街道や大手門通りアーケードをぶらり散策、食べ歩きやお買い物を楽しみました。詳しくは⇩こちらの記事をご覧くださいませ。
駐車場について
長浜は観光用の駐車場が充実していて、車で訪れる方も安心。とくに豊公園にある駐車場は広々としており、料金もリーズナブル。


街歩きメインの方は、駅にあるモンデクール長浜の立体駐車場もおすすめ

市内にはコイン🅿️が沢山ありまつ。なお豊公園🅿️の詳細は前編を見てね
黒壁スクエア周辺のコインパーキングの料金は最安で1時間100円ほど、相場は300円前後の印象です。長時間駐車される方は、最大料金のある駐車場がお得ですが、土日祝は最大料金の設定がない場合もあるのでご注意ください。
2.後編スタート!大通寺の門前通りへ


まだまだ長浜には魅力的なスポットがたくさんあるので、後編も楽しみでつ

うんうん。ではでは、秀吉公ゆかりの長浜旅、後編のはじまりはじまり~♪
長浜に伝わる「お花さんのおはなし」
大手門通りアーケードの突き当りを北に曲がり、大通寺へと繋がる表参道を歩きます。まずは入口にある「お花キツネ」で記念撮影。


アートオブジェの真ん中に、何やらキツネさんのお顔がありまつね…

あっ、それはこの地に残る伝説「お花きつね」をモチーフにしているんだよ

ながはま御坊表参道
お花キツネさんのオブジェで写真を撮ったら、お寺まで続く参道へ。

大通寺へと続く石畳の「長浜御坊表参道」は、「ごぼうさん」の愛称で親しまれる門前町。約150m続く趣ある町並みには、雑貨屋さんや服屋さん、模型店、お洒落なカフェやBARなど、さまざまなお店が立ち並びます。どこか懐かしく、日本らしい風景の中をのんびり散策できます。

3.わんこと長浜別院大通寺へ
門前通りの先には、訪れる人々を迎えるように大きな山門がそびえる、真宗大谷派(東本願寺)の別院・大通寺があります。
山門と台所門

約33年の歳月をかけて天保11年(1840年)頃に完成した山門は、京都の東本願寺を手本に建立されたもの。後に東本願寺の山門が焼失した際には、再建の参考になったとも伝えられています。重厚な佇まいは、本堂との調和も美しく、大通寺を代表する見どころです。

スゴいね。こちらの山門も見事ですが、約50m左手にある長浜城の遺構と伝わる「台所門」も見どころです!


ママの説明よりもめっちゃ分かりやすい動画を見つけたので、ご紹介ちまつ
大通寺のわんこルール
門の先には広々とした境内が広がり、重要文化財の本堂や大広間が静かに佇んでいます。


おっ、まるちゃん良い質問ですね~
実は大通寺のホームページには「ペット同伴での拝観はご遠慮ください」と記載があります。しかし、お寺の方に確認したところ、ワンコを抱っこやスリングに入れるなど、地面に降ろさなければ境内の見学は可能とのことでした。
お寺のご厚意で、わんこ同伴で境内を見学できますが、本堂などの建物内への立ち入りはできません。また、犬が苦手な方もいらっしゃるため、周りの方への配慮を忘れずに見学するようお願いします。

本堂と大広間

大通寺は真宗大谷派(東本願寺)の別院で、正式名称は「無礙智山(むげちざん)大通寺」。一般には「長浜御坊」の愛称で親しまれています。元々は長浜城内に開かれた道場が始まりとされ、安土桃山時代末期に現在の場所へ移されました。

広い境内には、国の重要文化財に指定されている本堂と大広間が建ち、どちらも大通寺を代表する見どころです。本堂は伏見城ゆかりと伝わる歴史ある建物で、重厚な佇まいから桃山時代の面影を感じることができます。

絢爛豪華な桃山文化を感じられる建物の重厚さに感動。伏見城の遺構と伝わる大広間や障壁画など見どころも多く、歴史ある建物が秀吉公ゆかりの長浜へと受け継がれ、親鸞聖人の教えとともに今に残る姿に感銘を受けました。なお見学時間は20分ほどなので、犬連れの方も二人以上で訪れ、交代で拝観するのがおすすめです。
豊臣兄弟!北近江長浜 大河ドラマ館

『豊臣兄弟!』ファン必見の期間限定特別展を大通寺で開催。ドラマの登場人物や歴史背景を知ることで、作品をより一層楽しめます。

ママも大河ファンでつから、いってらっしゃーい。まるは待機していまつ

ありがとー。なお、大通寺の拝観料が含まれた共通券もあるのでお忘れなく

豊臣兄弟! 北近江長浜 大河ドラマ館
開催期間 2026年2月1日~12月20日
黄金の茶室
展示期間 2026年2月1日~9月23日
4.知善院と「長浜城下町遺産」
大通寺から西へ約300m。知善院の山門は、長浜城の搦手門だったと伝えられています。
知善院は、秀吉が長浜城築城の際に小谷城下から現在地へ移したと伝わる歴史ある寺院。本尊の阿弥陀三尊像は、秀吉の中国遠征に従軍した秀長が、播磨の書写山円教寺から持ち帰ったと伝えられています。長浜曳山祭とも深いゆかりをもち、長浜の歴史を今に伝える名刹です。

ありゃ、動画だけのご紹介?

うん♪ まだ再生数は多くないけど、とても分かりやすい内容だから、ぜひ訪れる前の予習として見てほしいの。
今回ご紹介した動画は「長浜城下町遺産」のチャンネルで公開されています(他にも長浜の歴史や魅力を紹介する動画が公開されています)。なお知善院は訪問時にお寺の方が不在だったため、犬連れで参拝できるかは確認できませんでしたが、立派な山門は外から見るだけでも必見なので、ぜひお立ち寄りください♪
5.わんこと長濱八幡宮へ
先ほどご紹介した「お花きつね」のオブジェから東へ約300m歩くと、「長浜曳山祭」で知られる長濱八幡宮があります。


アーケードから神社まで徒歩5分ほど。ん?ママもまるも若返ってる!

バレた😁10年ほど前の写真だから髪型も違うし、ママもまるも若いなぁ…
長濱八幡宮のわんこルール

長濱八幡宮は、長浜の総鎮守として古くから信仰を集める神社です。最盛期には、本宮である石清水八幡宮をも凌ぐほどの隆盛を誇ったといわれています。豊臣秀吉が長浜城を築いた際には城下町の守護神として崇敬され、現在も「長浜曳山祭」の舞台として多くの人が訪れます。

歴史ある神社のようですが、ワンちゃんも一緒にお詣りできるのかなぁ?

おっ、まるちゃん良い質問ですね~
千年の歴史をもつお社ですが、神社の方にお聞きしたところ、マナーを守れば愛犬と一緒にお詣りしてもOKとのことでした。

神社のご厚意により愛犬と一緒に参拝できますが、拝殿や本殿などの建物周辺、依代の近くでは、小型犬であれば抱っこするなど、“神域”であることを意識して行動しましょう。糞尿は必ず事前に済ませ、境内でもペットマナーを守って参拝を。また、犬が苦手な方への配慮も忘れずにお願いします。
長浜曳山祭
以前私たちが訪れた日(約10年前)は、ちょうど「長浜曳山祭」の開催日。思いがけず、お祭りの雰囲気も楽しむことができました。

祭りの始まりは、豊臣秀吉が長浜城と城下町を築いた頃と伝えられています。秀吉が男子誕生を祝い町人へ砂金を振る舞い、それをもとに曳山が造られたことが起源とされ、現在では豪華な曳山が「動く美術館」と称されるほど。曳山の上では選ばれた子どもたちによる華やかな子ども歌舞伎が披露され、ユネスコ無形文化遺産にも登録される長浜を代表する伝統行事となっています。

伝統ある子ども歌舞伎も見ることができ、とても良い思い出になりました

ママは秀吉公と長浜の街が大好きでつから、きっと神様のお導きかも♪
6.まだまだある!長浜の魅力
前編・中編・後編の3回に分けてご紹介してきましたが、秀吉公ゆかりの長浜にはまだまだ魅力がいっぱい!最後に、ぜひ立ち寄ってほしいおすすめスポットをまとめました。

昭和レトロな長浜タワービル
まずは北国街道と駅前通りの交差点に建つ、レトロな建物が話題のスポットへ。

昭和39年、「長浜にも東京タワーのような名所を」という思いから建てられたレトロな建物。計画当初は8階建てが構想されていましたが、最終的には5階建てと鉄塔を組み合わせた現在の姿になりました。開業当時は展望台として親しまれ、長浜の高度経済成長期を象徴する建造物として知られています。看板の「TOWERBILL」というスペルミス(本来はTOWER BUILDING)でも知られ、長浜の珍スポットとして話題になりました。現在は改装工事が進められており、新たな活用にも期待が集まっています。

正面から見ると大きな建物に見えますが、横から見ると!? なお、屋上にそびえ建つ電波塔は飾りだそうです。

宇宙人と交信してたりして…😁
車通りが多いので犬連れの方は気をつけて
テナントは小さな居酒屋さんのみ
場所 長浜タワービル 地図 GoogleMap
明治レトロな長浜旧開知学校
長浜タワービルの向かい、国の登録有形文化財に指定されている建物も見どころです。

明治7年(1874)に建てられた、現在の長浜小学校の前身となる洋風木造建築。八角形の櫓が目を引くレトロな建物で、平成12年に往時の姿へ復元されました。現在は1階にBAR「2nd BOOZE」が入り、新たな魅力を発信しています。

ビールの種類が豊富なBAR。まるちゃんがいなかったら飲みに行ってたかも

しどーい。そんなこと言わないでぇ~
つるやパン まるい食パン専門店
長浜旧開知学校から北国街道を南へ250m。地元長浜で愛される人気のパン屋さんへ。

ローカルフード「サラダパン」でおなじみ、つるやパンが手がける「まるい食パン専門店」。看板商品のもちもち食感の「まるい食パン」をはじめ、惣菜パンや菓子パンが並び、滋賀名物のサラダパンも購入できます。長浜観光のおやつや朝食、お土産にもおすすめの人気店です。

まるい食パンもサラダパンも食べたけど、どっちもめっちゃ美味しかった

たくあん漬けが入ったサラダパン。ふわふわコッペとポリポリ食感がGOOD
静かな街並みと長浜城外堀跡
つるやパンから豊公園(駐車場)へと向かう道も、城下町の雰囲気が漂います。


何気ない道にも城下町の風情を感じられる、魅力あふれた長浜に癒されます


ちなみに、こちらには「長濱浪漫ビール」というビアホールがありますが…


醸造所併設の地ビールレストラン。まるちゃんがいなかったら飲んでたかも

しどーい。そんなこと言わないでぇ~
長浜鉄道スクエア
外堀跡から西へ約100m、線路を渡ってすぐの場所にある「長浜鉄道スクエア」へ。

長浜鉄道スクエアは現存する日本最古の駅舎「旧長浜駅舎」をはじめ、「長浜鉄道文化館」「北陸線電化記念館」の3施設からなる鉄道ミュージアム。歴史ある車両の展示や鉄道の歩みを学べるほか、鉄道模型の運転体験なども楽しめ、大人から子どもまで夢中になれるスポットです。

残念ながらわんこは入館できませんが、歴史ある駅舎は一見の価値あり♪

駅舎は明治15年(1882)に完成。なんと!140年以上前の建物なんでつ
慶雲館
長浜鉄道スクエアの向かいには、明治時代に建てられた迎賓館が公開されています。

慶雲館は、明治天皇・皇后両陛下の行幸啓に合わせて、長浜の実業家・浅見又蔵氏が私財を投じて建てた迎賓館です。わずか3か月あまりという短期間で完成し、その名は当時の内閣総理大臣・伊藤博文が命名したと伝えられています。館内は総檜造りの趣ある建物で、庭園は国の名勝にも指定。現在は長浜の迎賓館としての歴史を今に伝え、四季折々の景色が楽しめる名所として親しまれています。

浅見又蔵さんは地域の発展に尽くし、長浜近代化の父とも呼ばれています

地域のために私財をも投じた…今も見習いたい、志をもった偉大な先人でつ
門をくぐり、無料の前庭や本館前まではわんこと見学でき、日本一大きな芭蕉句碑や横綱像、大灯籠など見どころもたくさん。ただし、犬が苦手な方もいらっしゃるので、周りの方への配慮をお忘れなく。
7.まとめと所要時間
前編・中編・後編と3回に分けてご紹介しましたが、各スポットは徒歩で巡れる範囲にあるため、まるっと1日あればゆっくり楽しめます。ただし、黒壁スクエアなどのお店は夕方に閉まるところが多いので、朝一番からのお出かけがおすすめです。

秀吉公ゆかりの長浜旅をご紹介しました。お城や城下町で歴史に触れ、美しい琵琶湖を歩き、食べ歩きやお買い物を楽しむ。そんな魅力がぎゅっと詰まった長浜は、私にとって大好きな場所。すべてを楽しむには少し歩きますが、犬連れの方ならお散歩を楽しみながら巡れると思います。
ぜひ皆さまも歴史ある町並みが広がる長浜へ、わんこと一緒にお出かけしてみてはいかがでしょうか♪




