愛犬と熊本城周辺を1日観光!桜町にある花畑広場をスタートして下通・上通、並木坂を歩き、加藤神社へ参拝。熊本城を見て、桜の馬場では食べ歩きを楽しむ満喫コースをご紹介。
訪れた日:初冬(12月初旬)
1.わんこと熊本城&街歩き
熊本市は九州3位の人口を誇る大都市。お城を見るだけでは勿体ない!繁華街が広がる街並みを、ぐるっと巡って楽しみます。


私たちは街並みも楽しみたかったので、桜町に車を駐車してスタート!

熊本城周辺を1日かけて歩くので、最大料金がある駐車場を選びまちた
桜町には大型商業施設があり、駐車場も充実。熊本城にも近く、東側には繁華街が広がるため、街歩きの拠点にぴったりです。
私たちはコチラ⇧にしましたが、市内には駐車場が数多くあります。目的やプランに合わせて選ぶのがコツ(最大料金に注意)で、相場は1000円前後が多め。あまり歩きたくない方やお城だけなら、熊本城の駐車場でもOKです。

お城の駐車場は短時間だとお得ですが、最大料金設定がないのでご注意
花畑広場
桜町には憩いの場として親しまれている、イベントなども開かれる広場があります。

かつての屋敷跡にできた街なか広場。正門前に広がっていた広小路の一部にあたり、公園に立つ樹齢約700年の大楠の木は、屋敷にあった庭園の面影を今に伝える貴重な存在だそうです。


広場にある大型商業施設・サクラマチクマモトは、ワンコ同伴NGです

残念。でも野外に大きな“くまモン”がいるので景色も含め必見でつ
施設内はもちろんのこと、野外や屋上の庭園エリアも犬連れNG。巨大くまモンや街の景色を楽しみたい方は、外に階段がありアクセスも簡単なので、交代で見学されることをオススメします。
CHRISTMAS MARKET KUMAMOTO


うんうん。私たちが訪れた時は、クリスマスイベント開催期間中でした
広場では熊本の三つ星フードをはじめ、ラーメンやお肉など、さまざまなグルメフェスを開催。クラシックカーイベントやライブイベントなどもあるので、最新情報をぜひチェックしてみてください✔


おおっ!それはうれしいねー。では帰りにもう一度立ち寄って楽しもう
2.下通・上通、並木坂へ。
花畑広場から熊本城はすぐ近くですが、あえて遠回りをして街並みを楽しみます。


うんうん。広場から路面電車が走る大通りを渡り、アーケード商店街へ


さすが三大名城のお城を有する街。すごく都会でウキウキしちゃう😁

田舎もん丸出しでつな
県内最大級のアーケードには、デパートやブティックが立ち並び、ファッションとアミューズメントの中心地として親しまれています。カフェや郷土料理店など飲食店も多く、グルメ街としての顔も。全長約511mの通りでは、音楽演奏や展示など多彩な催しが行われ、訪れる人を楽しませてくれます。


うんうん。なんと上通を合わせると、1kmものアーケードが続きます
下通を抜け次のアーケードへ。レストランや服屋、宝飾店、雑貨店、カフェなど約170店舗が軒を連ねる、木目の通りが印象的な上通。藩政時代には下級武士の屋敷が並び、戦前は学生街として親しまれてきた歴史もあり、現在も書店や文具店、画廊なども点在。若者を中心に幅広い世代が集うエリアです。
並木坂

上通の終点から北へ続く通りは、並木道が印象的な散策スポット。お洒落な古着屋や飲食店など若者向けの店と、和菓子店や古書店、喫茶店といった老舗が混在し、新旧の魅力が共存しています。路地に足を伸ばせば個性的な店も多く、昼も夜も楽しめるエリアです。
3.わんこと熊本城へ
250mほど続く並木坂を抜け、突き当りを左に。さらに600mほど歩いて棒庵坂へ。


なんと面積は東京ドーム約21個分で、周囲約5.3kmもある巨大な城郭

迷っちゃうほど広いので、事前にマップを確認することをオススメ
2016年に発生した熊本地震により、熊本城は大きな被害を受けました。重要文化財に指定された建物すべてに影響が及び、櫓が倒壊したほか、石垣も各地で崩れるなど、城内の広い範囲が損傷。現在も復旧作業が進められており、往時の姿を取り戻すまでの歩みが続いています。

棒庵坂
わが輩通り(県道1号線)を歩き、磐根橋手前の坂を左手に登り、棒庵坂から入城。

棒庵坂は、坂の下に「下津棒庵」という人物の屋敷があったことに由来する名前です。棒庵は京都の公家の家柄に生まれ、のちに加藤家や細川家に仕えました。この坂は、川沿いのエリアから熊本城の中心部へと向かう重要な通り道で、江戸時代には途中に門や番所が設けられ、坂の南北には櫓も配置されるなど、厳重に守られていたと伝えられています。


うんうん。それにしても積み直しの石が間近に見られるなんて感激😁

わっ、さすが城好きなママ。マニアックな人は見るとこ違いまつね…
北大手櫓門跡
次は行幸坂を南に歩き、北大手櫓門跡へ。


でしょー。今の職人さんも凄い技術だけど、当時は人力のみで積み上げていたから、さらにスゴいと思う!


へぇー。お城の石垣も技術も後世に紡いでいく。なんか感動しちゃった
熊本城は一部エリアを除き、リード着用にて犬連れで見学可能(同伴不可のエリアは後にご紹介)。広い城郭を愛犬と一緒にお散歩しながら散策できますが、人混みなどではリードを短く持つなど、ペットマナーを守って楽しみましょう。
4.わんこと加藤神社
城内に鎮座する、清正公ゆかりの神社へ。


おっ。良い質問ですね~
加藤清正は豊臣秀吉に仕えた武将で「賤ヶ岳の七本槍」の一人として知られています。熊本城の築城や治水・土木事業に力を尽くし、肥後国熊本藩の初代藩主として礎を築きました。文武に優れ、義に厚く実直な人物で、熊本の発展に寄与したことから、地元では今も「清正公(せいしょこさん)」の名で親しまれています。


熊本といえば、この人って感じなんでつね。どんな容姿だったのかなぁ
伝承によると加藤清正の身長は6尺3寸、現在の尺度でおよそ190cm。当時としては群を抜く体格を誇り、その堂々たる姿から、猛将としての存在感を放っていたと伝えられています。
わんことお詣り
私たちがぐるっと回って棒庵坂から入城したのは、まずは最初に加藤清正公を御祭神とする加藤神社にお詣りしたかったから。


うんうん。みんなで拝殿に手を合わせ、この地に来られたことへの感謝の気持ちを清正公にお伝えしました

ママはずっと熊本城に行きたがっていたので、夢が叶ってよかったでつ
境内は神聖な場所です。ワンコと参拝できる神社ですが、小型犬であれば、お社や依り代の近くでは抱っこをするなど、ペットマナーを守りましょう。また、犬が苦手な方への配慮もお忘れなく。


あっ、くまモン。子供も大人もみんな大好き、説明不要の愛されキャラ
近望の名所
加藤神社の境内にある「近望の名所」は、その名の通り、天守が一望できるビュースポット。記念撮影はもちろん、絵はがきのような“映える”写真が撮れることから、熊本城を訪れたら、ぜひ立ち寄りたい場所です。


はいチーズ📷️それにしても熊本城が合成?ってくらい素晴らしい景観
戦に強い武将であるだけでなく、熊本の礎を築き、高潔な人柄で人々に慕われた清正公。その想いが今も大切に受け継がれていることを感じさせる、迫力ある神社でした。時代の移り変わりとともに、本丸と宇土櫓の間から京町へ、そして現在は天守を望むこの地へと遷座してきたことにも、とても深い意味を感じました。
季節ごとに彩る手書きの御朱印あり
清正公の力が宿る御守りも人気
場所 加藤神社
公式 ホームページ 地図 GoogleMap
Instagram katojinja.official
5.熊本城・天守閣へ
次は西大手櫓門へと進み、お休み処を経由して、未申櫓を見学。いよいよ天守閣へ。

西向きに築かれた熊本城では、本丸を守る西出丸に三つの大手門が設けられ、その中でも西大手櫓門は城の正面玄関として最も格式の高い門でした。明治初期に取り壊された後、再建と倒壊を経て、現在に至っています。


けっこうな被害です


うんうん。不謹慎かもしれないけど、こうやって復興を重ねて技術は継承されていくんだなと思いました
二の丸お休み処


道中、熊本城の御城印をゲットするため、お休み処に立ち寄りました
熊本城の御城印(通常版)は2種類あって、それぞれ二の丸にあるお休み処と、有料エリア内・本丸にあるお休み処で購入できます。

季節などに合わせて、限定版の御城印も販売されるので要チェックでつ
未申櫓

未申櫓は西出丸の南西角に建つ三階櫓で、江戸時代に方角を十二支で表したことから「南西」を意味する名が付けられました。明治期に一度解体されましたが、平成15年(2003)に木造で復元されています。
有料エリアとチケットについて
いよいよ、有料エリアへ。私たちは南口発券所から、本丸エリアへ入場する予定。


うんうん。有料エリアは人気なので、入場するのに行列必至かもね…
この日は土曜日だったこともあり混雑していて、実際に一番時間がかかったのはチケットの発券でした。土日祝や連休に訪れる場合、並びたくない方は早い時間帯を選ぶか、公式サイトから入園券を事前に購入しておくことをオススメします
有料エリアとワンコについて
ここまで愛犬と楽しめた熊本城でしたが…

本丸にワンコと一緒に行けなくて残念…と思った愛犬家の皆さん、ご安心ください。厳密には天守閣の建物には入れませんが、「顔が出ないケージ」に入った状態であれば野外エリアは見学可能です。

いちおう我が家も頭まで入れるスリングを、いつも持参していますが…

ゴメンナサイ。まるは顔を出しておきたいタイプなので無理なんでつ
私たちは別々での入場ですが、有料エリアに入って天守閣を見学する流れを2パターンに分けて説明しようと思います。
頭まで入れるワンコの場合
キャリーバッグやペットカート、スリングなどを使用し「頭が出ない状態」にしたら、みんな揃って有料エリアへ入場。


坂道や段差があるので、カートよりもスリングやバッグがオススメでつ


わんこと記念撮影はできないけど、みんなで見学できるのがメリット

天守閣は地上6階・地下1階建て。1階~4階が展示フロアで、最上階は展望フロア。天守閣にワンコは入れないので、交代で見学することになるかと思います。

ペアで行かれた方がワンコと野外で待機。交代で天守閣内を見学している間、広場にはベンチが設置されているので、腰掛けて待っていることが可能です。

天守閣内はササッと急ぎ足で見学しましたが、40分ほどかかりました
頭まで入るのが苦手なワンコの場合
スリングに入っても蓋をされるのが苦手なワンコや、カートに乗れない大きなワンコは、有料エリアには入れません。


あら、そうですか。ということで、まるちゃんは有料エリア外で待機

バッグに大人しく入っていられないワンコや大型犬は、発券所近くのスペースで待機。南口から50mほど下った所に広場があり(桜の馬場の裏側)、ベンチに腰掛けたり芝生を歩いたりと、じっとしていられないワンコにもオススメです。


ただいまー
天守閣内の見学時間は約40分(昇降は階段が基本。充実した展示をじっくり見るなら1時間は必要)。これに加えて、発券所から本丸までの移動に、壮大な石垣や曲輪を眺めたり写真を撮ったりして、往路約30分ほどかかりました。当日の混雑状況にもよりますが、一組あたり1時間半ほど見ておくと安心だと思います。


有料エリアは見どころも多く、あっという間に時間が過ぎてしまいます

6.わんこと桜の馬場 城彩苑へ
熊本城を見学したら、いよいよ旅も終盤。

城彩苑 桜の馬場は、かつて馬の調練場だった場所に整備された、熊本城の新しい観光スポット。城下町風の町並みが広がり、江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気の中で、熊本グルメの食べ歩きやお土産選びが楽しめます。


たはは。ちゃんと待っててくれたので、お望み通り食べ歩きスタート!


お次はデザート!



うんうん。熊本城に来た際には、ぜひ立ち寄ってみてほしい場所ですね
野外にはベンチもあり、犬連れで食べ歩きを楽しめるエリアですが、飲食店も多く、軒先での粗相には気をつけて。また、人が多い場合はリードを短めで、犬が苦手な方への配慮も忘れずに。ペットマナーを守って、気持ちよく楽しみましょう。
7.加藤清正公像と長堀
桜の馬場を出て、行幸橋を渡ると、大きな加藤清正公像があったので記念撮影📷️。


自宅から片道900km、遠かったけど来てよかったと思える名城でした

「おいどんは官軍に負けたとじゃなか。清正公に負けたとでごわす」——。西南戦争(1877年)で、西郷隆盛率いる薩摩軍は谷干城が守る熊本城を52日間にわたり攻め続けましたが、ついに落とすことはできませんでした。約270年前に加藤清正が築いたこの城に対し、西郷は「官軍ではなく清正公に負けた」と語ったとされ、その圧倒的な防御力を今に伝えています。
8.まとめ

朝10時にスタートし、街並みを歩き、お昼前に熊本城へ到着。加藤神社や有料エリア、桜の馬場を巡り、夕方まで熊本城を散策。夜は花畑広場で開催されていたクリスマスマーケットを楽しみました。なお、熊本城のみであれば半日ほどで見学できますが、街歩きや食べ歩きも含めて満喫するなら、まるっと1日見ておくと安心です。

お城好きなら一度は訪れてみたい天下の名城、熊本城の旅をご紹介しました。繁華街が広がる街並みを巡り、堅牢で美しい石垣を持つ熊本城を散策し、ラストはクリスマスマーケットを楽しむ大満足の1日となりました。ぜひ皆さんも、加藤清正公の息吹を感じる熊本を、わんこと一緒に旅してみてはいかがでしょうか♪



