愛犬と鹿児島の旅。噴火の記憶を伝える黒神埋没鳥居で驚き、叫びの銅像がある赤水展望広場で感動。道の駅でみかんを食べて舌鼓、ラストはフェリーに乗って桜島を満喫する犬連れ旅。
訪れた日:初冬(12月初旬)
1.わんこと桜島へ
前日は佐多岬を巡り、道の駅で車中泊。


前日から鹿児島を旅していて、今日は車中泊をした道の駅からスタート

とてもキレイな道の駅。なお桜島の近くにも大きな道の駅がありまつよ
私たちは大隅半島側から来たので、たるみずはなびらを利用しましたが、こちらの道の駅は温泉があってオススメです。
道の駅を出発!
早朝に道の駅を出発。桜島を反時計回りに巡り、鹿児島市内へと渡る予定です。


桜島は一周36kmほど。車だと1時間あれば一周できる距離になります

1日で市内観光もしたいので、行きたい場所を絞って足早に巡りまつ
桜島口と噴火警戒レベルについて

たるみずはなびらから島の入口となる桜島口まで約15km、車で20分ほど走ります。

桜島では火山活動の状況に応じて「噴火警戒レベル」を発表。お出かけの際は最新の情報を確認し、現地の案内や指示に従って行動しましょう。


あくまでも目安。桜島は活火山なので、常に気をつけることが大切でつ

うんうん。こればっかりは相手が自然なので何とも言い難いところ…ただ、この日レベル3でしたが、とくに危険を感じることはなかったです
噴火や火山灰が心配な方は、下記サイト内の「桜島のオキテ」というのを一読してから行かれると、安心して楽しめるかと思います。


備えあれば憂いなしでつね
2.わんこと黒神埋没鳥居へ
いよいよ桜島へ。桜島口から北へ4km、5分ほど走ると黒神埋没鳥居に到着します。


まるちゃん、良い質問ですね~!では、その答えを見に行きましょう


うん。噴火によって火山灰に埋もれた、上部だけが見えている鳥居だよ
1914年(大正3年)の桜島大噴火で、黒神一帯は火山灰や軽石に覆われました。高さ約3メートルあった黒神神社の鳥居も、笠木だけを残して埋没。そのまま後世に噴火の記憶を伝えるため、あえて掘り起こさず、今も当時の姿を残しています。隣には、噴火を奇跡的に生き延びたアコウの古木が静かに見守っています。

鳥居もスゴいでつけど、それを守るかのようなアコウの大木も圧巻でつ

黒神げんき塾
中学校の敷地内にある埋没鳥居。鳥居手前には黒神げんき塾という建物があります。

黒神げんき塾では、観光案内や生徒さんの活動を紹介しています。観光客との交流の場にもなっており、御朱印の販売や噴火の説明など見どころも多彩。興味のある方は、ぜひ見学してみてください。
腹五社神社

埋没鳥居の奥にある腹五社神社は、黒神地区の守り神として約350年前に創建。ご祭神は月讀命・瓊々杵尊・彦火々出見命・鵜草葺不合命・須佐之男命の五柱で、一説には瓊々杵尊のかわりに木花開耶姫を祀るともいわれています。

参道の奥にある小さなお社に手を合わせ、旅の感謝をお伝えちまちた

うんうん。なお、境内も生徒さんが清掃されているそうでキレイでした
神社はわんこと一緒に入れるかは不明だったので抱っこでお詣り。境内は神聖な場所であり、埋没鳥居も学校の校内であるため、しっかりとペットマナーを守って見学するようにお願いします。

噴火の記憶を後世へと託した当時の人々、そしてその思いを今も静かに紡ぎ続ける地元の方々と生徒たちに、心からの敬意と感謝を。大噴火のように、時に厳しく、しかし雄大に在る自然と神。その力の前に、人の営みの儚さと、祈りの深さを改めて思わされました。
3.道の駅「桜島」火の島めぐみ館へ
埋没鳥居から18kmほどドライブ。桜島らしい風景を走り、道の駅へと向かいます。

道の駅「桜島」火の島めぐみ館は、桜島フェリーターミナルのすぐ近くにある溶岩原に立つ観光拠点。世界一大きな桜島大根や桜島小みかんなど、地元ならではの農産物や特産品、お土産がそろう人気スポットです。


とりあえず、皆さんもついついやっちゃう!?顔だしパネルにて記念撮影

ノーコメント…。それより美味しそうな食べ物を早く買ってくるのでつ

桜島小みかん
道の駅の売店には桜島らしいお土産がたくさん。中でもこの時期しか食べられない、超オススメの逸品をゲットしました。

世界で最も小さいといわれる、直径4~5cmほどの可愛らしいみかん。桜島の火山灰にも負けず、たくましく育つ「桜島小みかん」は、島の恵みがぎゅっと詰まった小さな宝石。ひと口かじれば、爽やかな甘みと優しい酸味が、口いっぱいに広がります。


うんうん。ほんとに美味しかった。一生忘れられないほどのお味でした

あまりの美味しさにママが感動しちゃうほど、世界一のミカンでちた
一口食べれば記憶に残るほど、美味しい桜島小みかん。地元の農家さんが心を込めて育てる果実は、どんな高級スイーツでも勝てない、これぞ、究極のデザートだなと思いました。

4.わんこと赤水展望広場へ
みかんを食べてから向かった先は、道の駅から約2.5kmの場所にある赤水展望広場。


うんうん、とても素晴らしい景色だね!そして、歩いて向かった先は…

「叫びの肖像」
実はこの広い公園、2004年にある方が開催したオールナイトコンサートの跡地。そして、それを記念して作られたのが…

赤水展望広場にある「叫びの肖像」は、長渕剛が開催したオールナイトライブを記念して建立されたモニュメント。制作は彫刻家・大成浩氏が担当し、桜島の溶岩を用いて作られました。

2004年8月、桜島が熱く盛り上がった日。
7万5千人の魂が集い、長渕剛が夜通し14時間にわたり歌い続けた伝説のコンサート。
その名は「長渕剛
ALL NIGHT LIVE IN 桜島 04.8.21」。
溶岩原にこだまする歌声、
夜明けに響くギターの音色――
その一つひとつが、人々の心を揺さぶった。
あの桜島の夜は、今も“伝説”として
語り継がれている。

生まれ故郷である鹿児島での、凱旋公演ともいえるオールナイトライブ

実際に長渕剛さんが説明されている動画があるので、ご紹介ちまつ
伝説の桜島ライブが2026年に予定されていましたが、長渕剛さんは「人生の最終章に向け、意義を考え、仲間を集めたい」と語り、さらなる進化と次世代への継承のため、延期を発表しました。


犬好きな剛さんは、お空に旅立ったレオのペンダントを今もしています

うんうん。スゴいね、長渕剛さんは。なんか色々と感動しちゃった

5.わんこと桜島フェリーに乗船
いよいよ、桜島ともお別れ。次は車でフェリーに乗り、市内観光へと向かいます。

車で桜島から鹿児島市内へ行くには、錦江湾をぐるっと回る必要があり、高速道路を利用しても約2時間かかります。しかし、フェリーを使えば乗船手続きを含めても約30分で到着可能。その利便性から観光はもちろん、日常の交通手段としても利用されていて、年間利用車数はなんと約153万台!世界でも屈指の輸送量を誇るルートとなっています。


利用するのに面倒な手続きもなく、車を降りることなく乗船可能です

楽ちんでつね。でも、ワンちゃんも一緒にフェリーの乗れるのか心配…
わんこも一緒に楽しめるフェリー
桜島フェリーは、わんこと一緒に乗船OK!小型犬は抱っこやケージで客室内も利用でき、大型犬はリード&可能な限り口輪着用でデッキへ。愛犬と一緒に桜島の海を渡る特別な時間が楽しめます。


うんうん。なお、15分ほどの乗船時間なので、車内にいても大丈夫そう
わんこフレンドリーなフェリーですが、船内は狭い場所もあるので、リードは短めで人との距離をとるなど、犬が苦手な方へのご配慮も忘れずに。
わんことデッキから景色を楽しむ
15分ほどの短い乗船時間ですが、せっかくなのでデッキからの景色を楽しみます。


うんうん。ワクワクするね!


なんか美味しそうなニオイ…船内には名物のうどん屋さんがあるっぽい

あっ犬は行けないと思う…でも、どちらにしろ犬連れの方はバタバタしていて時間が足らないので無理😁
桜島との別れと鹿児島へ
フェリーの艦尾より望むは桜島。


名曲を口ずさみ、この地に立てたことに感謝!力強い桜島、ありがとう

うおおーおお、うおおーおお♪


そうこうしている内に…次の目的地、鹿児島市内が見えてきました

短い船旅でしたが犬連れの私たちにはちょうどいい時間。愛犬と一緒に眺めた桜島は本当に美しく、忘れられない思い出になりました。こんな素敵な体験をさせてくれた桜島フェリーには、感謝の気持ちでいっぱい。桜島を訪れる犬連れの方にもぜひおすすめしたい船旅です。
鹿児島港↔桜島港を結ぶフェリー
予約不要(予約ではなく並んだ順)
ダイヤによるが、約20分ごとに運行
土日祝は増便されます
運賃やダイヤはホムペをチェック✔
公式 桜島フェリー
6.まとめ
私たちは道の駅を朝9時に出発して、2時間ほど桜島に滞在。スムーズにフェリーに乗れたので、鹿児島市内には正午前には到着できました。

鹿児島県のシンボル・桜島を巡る旅をご紹介しました。フェリーを使えば市内からのアクセスも良く、島内には展望所や散策路が充実していて、犬連れでも十分に楽しめます。ぜひ皆さまも、力強く雄大で美しい桜島を見に、わんこと一緒にお出かけしてみてはいかがでしょうか♪
午後は鹿児島市内を巡ります





