哀しき二本松城と不落の鶴ヶ城へ犬連れ旅|わんことお出かけ二本松&会津編

二本松城と鶴ヶ城へ犬連れ旅サムネイル 二本松&会津編

まるちゃんと東北地方へ。福島県の二本松城(霞ヶ城)と、難攻不落の鶴ヶ城(会津若松城)へワンちゃんと一緒に楽しむ歴史探訪の旅。

足跡訪れた日:晩秋(10月中旬)

1.二本松城のある霞ヶ城公園へ

二本松城へ犬連れ旅マップ
クリックすると拡大できます
まるママ
まるママ

私たちは正門の箕輪門に近い、第一駐車場にとめました

まるちゃん
まるちゃん

たくさん駐車場があるから車で来ても安心、なんと料金は無料でつ

施設&わんポイント情報

足跡麓に駐車して歩いたほうが楽しめる
足跡本丸近くの駐車場は狭くて注意
足跡山城で階段や登り坂も多くカート不可
足跡どの駐車場も基本的に無料
足跡百名城スタンプはにほんまつ情報館
場所 二本松城(霞ヶ城)
公式 ホームページ 地図 GoogleMap

霞ヶ城址の石碑で記念撮影
入り口は駐車場から歩いてすぐの場所

二本松少年隊群像

坂道の右手に戊辰戦争で犠牲となった、二本松少年隊の群像が置かれています。

二本松少年隊群像を見る悲しげな犬
まるママ
まるママ

白虎隊と同じく、戊辰戦争を発端とした悲しい少年たちの物語…

まるちゃん
まるちゃん

ママが泣いてまつ…。皆さんもぜひ見に来て感じてほしいでつ。

二本松藩は劣勢の中、西軍を迎え撃つために出陣。ゆえに城内は兵が不足しており、多くの少年たちが出陣を嘆願。当時14歳未満は戦えないことになっていたが、藩独自の「入れ年(簡単にいうと2歳サバを読むこと)」という制度があり、悲しくも12歳からの出兵を許可。そして12歳から17歳の62名が、愛する郷土を守るために出陣しました。

二本松少年隊の説明板

それでも兵力は乏しく老年の予備兵も含めて勇敢に戦いましたが、長く伸びてしまった防衛線も相まって劣勢。そして重臣が籠る二本松城が落城、城外を守るために戦っていた少年兵は孤立し悲惨な最期を遂げました。

まるママ
まるママ

二本松の壮絶な戦いは、戊辰戦争の悲劇のひとつと言われています

二本松城の入口で記念撮影

箕輪門へ

緩やかな坂道を登ると、城郭への入り口となる箕輪門が見えてきます。

箕輪門へ入るママと犬
まるちゃん
まるちゃん

あっ、そういえば二本松城ってワンちゃんは入れるんでつか?

まるママ
まるママ

基本的には公園となっていて、犬連れで入って大丈夫だよ!

お願い

まるはお疲れで抱っこしていますが、ワンコとお散歩しながら入れます。ただし、当たり前ですがリード着用は必須で、トイレマナーも忘れずに!

直角に曲がる枡形の石垣を通って
直角に曲がる枡形

三ノ丸

御殿があった場所で「二本松の菊人形」というイベントが開催されていました。

二本松の菊人形イベント
まるママ
まるママ

毎年10月中頃から11月下旬にかけて開催されているみたい

まるちゃん
まるちゃん

時間がなく見れなかったけど、わんこも一緒に入場可能だそうでつ

本丸と三ノ丸への分かれ道
途中、ウッドチップの道もあってワンちゃんも歩きやすい

霞ヶ城の傘松

別名「八千代の松」。赤松の巨木で樹齢は300年ほどといわれています。

霞ヶ城の傘松
まるママ
まるママ

丹羽氏時代の回遊式庭園があり、周辺には池が点在しています

まるちゃん
まるちゃん

ちなみに、この辺りから徐々に坂道がキツくなっていきまつ

霞ヶ城の傘松から歩いて登城

見晴台

坂道を登るママ
きつい坂道を登ると…
見晴台から景色を見る犬
まるちゃん
まるちゃん

山々の自然が美しい、見晴らしの良い場所に出まちた!

少年隊の丘

少年隊の丘の碑

少し開けた場所に『少年隊の丘』があります。ここでは戊辰戦争直前まで、少年たちが砲術の稽古をしていそうです。

少年隊の丘にある説明板

搦手門

搦手門を見るママと犬
搦手門とは、いわゆるお城の裏手に当たる門
搦手門からの見晴らしを楽しむ犬
まるちゃん
まるちゃん

ここの展望も絶景でつ。当時の人はどんな気持ちで見ていたのかな

霞ヶ城址の石碑で記念撮影
石碑があったので記念写真をパシャリ

いよいよ本丸跡へ

本丸の石垣

蒲生氏郷が梯郭式の城郭として整え、次に加藤嘉明が会津に入り高石垣が築かれたそうです。徳川時代になると丹羽光重が城主となりますが、山頂の本丸はほぼ使われず、麓から城下町にかけて大規模な整備を行ったそうです。

本丸へと進むママと犬
まるちゃん
まるちゃん

ちょっと雲行きが怪しくなってきたので急ぐのでつ

山頂の本丸跡から見た景色
まるママ
まるママ

山頂の本丸跡からの眺めは、城下が見渡せて周囲が一望できます

忘れてはならない自尽の碑

城内にはいくつかの自尽の碑があり、落城した城であることを伝えています。

自尽の碑と説明板

戊辰戦争で多くの戦死者と負傷者を出し落城、重臣たちは責任をとり切腹しました。

二本松藩士自尽の地

駐車場に戻って

駐車場から見た石垣と塀
なんとか雨が降る前に本丸から戻ってきました

儚く散った少年隊など、多くの戦死者を出した二本松。一辺だけを見れば悲劇の物語ではありますが、大阪夏の陣以降「城を枕に討ち死に」をした藩は二本松藩だけだそうです。戦わずして新政府軍に降伏する藩が多いなか、二本松藩には武士としての精神が残っていた証であり、武士道を貫いた二本松藩は後世に残る名誉ある落城だと思います。最後に西軍の隊長である板垣退助の言葉をご紹介します。

一藩こぞって身命を擲ち、斃れてのち已むまで戦い抜き、武士道の精髄を尽くしたのは二本松をもって最上とする

2.難攻不落の名城 鶴ヶ城

二本松城から鶴ヶ城へと向かいます。距離にして70km、高速道路で1時間程で到着。

鶴ヶ城へ犬連れ旅マップ
クリックすると拡大できます
まるママ
まるママ

駐車場に到着。降りるやいなや、まるちゃんが歩きたいそうです

駐車場から鶴ヶ城へ向かって歩く犬
まるちゃん
まるちゃん

さっきは抱っこでちたが、ここは歩きたいでつ!犬は入れまつか?

お願い

天守閣以外は犬連れOK!(一部、庭園や茶室等も不可)一緒にお散歩しながら、お城巡りが楽しめます。ただし、観光客が多いお城なので、リードは短め、犬が苦手な方への配慮もお忘れなく。

施設&わんポイント情報

足跡城郭は犬連れでお散歩OK
足跡西出丸駐車場は砂利
足跡砂利道もあるが段差も少なくカート可
足跡駐車場は有料
【最初2h300円、以降1h100円】
場所 西出丸駐車場
公式 ホームページ 地図 GoogleMap

お城巡りを楽しむ犬
キョロキョロしながら、お城巡りを楽しむまるちゃん
まるママ
まるママ

西中門跡を抜けると本丸があり、大きなお城が見えてきます

復興祈念植樹の桜【はるか】の前で記念撮影
写真を撮るために抱っこされて不機嫌なまるちゃん
まるちゃん
まるちゃん

復興の思いを込めて、綾瀬はるかさんが植えた桜がありまちた

武者走りの石壁にハート?

あまり他のお城では見かけない、石垣にある武者走りといわれるV字型の階段。

武者走りの石壁
ハートはココには写ってないよ。実際に行って探してみてね
まるちゃん
まるちゃん

武者走りの石垣の中に、かわいいハートの形の石があるらしいでつ

鶴ヶ城天守閣の看板と石垣
毎回写真を撮るため抱っこされて不機嫌なまるちゃん
まるママ
まるママ

天守閣は2023年にリニューアルして、展示が新しくなったみたい

本丸へ

本丸にある赤ベコに驚く犬
まるちゃん
まるちゃん

なんでつか…この得体のしれない、真っ赤な怪しい生き物は!

まるママ
まるママ

郷土玩具で魔除けになる赤ベコ!まるちゃん、ちとビビってる😁

鶴ヶ城の天守閣で記念撮影をするママと犬
復元された立派な五層の天守閣

戊辰戦争にて最後は降伏したとはいえ、新政府軍の猛攻に耐えた鶴ヶ城。天守閣は痛みが激しく戦後解体されましたが、ボロボロになりながらも耐えたその城の姿は、会津の人々の誇りだったと思います。

まるママ
まるママ

ドラマになった山本八重という女性の活躍と生き様も有名だね

まるちゃん
まるちゃん

あっ「八重の桜」だ!だから綾瀬はるかさんの桜があったんでつね

いよいよ天守閣へ

天守閣は犬連れNG。チケットを買って別々に入場して、一人はわんこと待機。

鶴ヶ城入場券売場
まるママ
まるママ

チケットはWEBでも買えるので、混雑しそうな日は楽チンかも

アップデート情報

天守内では収蔵品の企画展示が行われており、現在「会津ゆかりの名刀」を開催中。歴代領主や藩主にゆかりの刀剣をはじめ、名工が手がけた作品など、会津と深く関わる名刀を紹介しています。
公式 会津ゆかりの名刀
期間 2026年4月4日~6月30日
場所 若松城天守閣一層企画展示室

鶴ヶ城の天守閣入口で記念撮影をするママ
チケットを購入して天守閣へと入場します
まるちゃん
まるちゃん

いってらっしゃ~い。しっかり会津の歴史を学んできてくだちゃい

施設&わんポイント情報

足跡天守閣は犬連れ不可
足跡ワンちゃん連れの方は交代で
足跡前売WEBチケットは割引あり
足跡百名城スタンプは出口の売店に
【売店のみの利用も可能です】
場所 会津鶴ヶ城 天守閣
公式 ホームページ 地図 GoogleMap

鶴ヶ城の天守閣前で記念撮影をするママと犬
雪国の環境に耐えられる赤い瓦が見れるのは鶴ヶ城だけ。
まるママ
まるママ

天守閣の展示を見て感動。お城と会津の歴史が学べてオススメ。

奥州の玄関口として栄えた会津の鶴ヶ城。葦名家、伊達家、蒲生家、上杉家、加藤家、保科・松平家と名だたる武将たちによって成熟された鶴ヶ城は、近世城郭の中でも堅牢で優れたお城だったといえます。そして新政府軍の攻撃に1ヶ月間も耐えられたのは、堅牢な城郭と合わせて、会津魂を持って戦った人々の心も加わってのことだったのかなと思いました。

表門(鉄門)

表門

見るからに頑丈そうな表門から出て、反対側から天守閣を見に行きます。

天守閣と石垣
石垣と天守閣のバランスも素晴らしいです
上杉謙信公仮廟所跡
上杉謙信公の墓所。転封に伴い米沢城に移されたそうです

別名『みなごろし丸』の大手門へ

大手門のある北出丸へ。ここは別名『みなごろし丸』とも言われていて、とても防御力の高い区画になります。

北出丸の石垣
まるママ
まるママ

大手門の枡形もスゴイけど、ココに来るまでの北出丸の造りが完璧

新島八重も狙撃した北出丸はさまざまな方向からの攻撃が可能で、新政府軍も遠くから大砲を撃つしか為す術はなく、まったく近づけなかったそうです。まさに『みなごろし丸』の名にふさわしい鉄壁の守りで、城マニアの人は絶対に感動すると思います。

まるちゃん
まるちゃん

と、城マニアのママは北出丸を歩きながら大興奮しておりまちた

若松城跡の石碑で記念撮影をするママと犬
史跡としては「若松城跡」という名称で登録されています

他にも東側の高石垣や廊下橋なども有名で、広い城郭はワンちゃんとお散歩しながら、さまざまな時代の工夫を見ることができます。近世の歴史の舞台になったこともあって、とても見どころの多いお城だと思いました。

3.まとめ

鶴ヶ城と犬

福島県にある二本松城と鶴ヶ城をご紹介しました。ここまで新政府軍に強く立ち向かえたのは、二本松藩の郷土を守る武士道の気持ちと、会津藩の「ならぬものはならぬ」という教えがあってのことだと思います。現代人の私はつい屁理屈ばかりで、なにか大切なものを忘れていた気がします。
ぜひ皆さんもワンちゃんと一緒に、歴史と大切な生き様が学べる福島を旅してみてはいかがでしょうか♪

このあと白虎隊が眠る飯盛山へと向かいます。

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